webページを見ていて、リンク先が間違ってたり、間違ってURLを入力したときに、ブラウザに"404 Not Found"や"Document Not Found"って表示されるのを見たことありますよね？これは、クライアント（見ている人）が要求したページやフォルダが存在しないときに、webサーバやブラウザが出しているメッセージ（HTTPのステータスコード）です。

そんなエラー表示を防ぐためにwebページの製作者は、リンクを間違えないようにページを作ったり、webサーバのログファイルをチェックして、よそから自サイトへのリンクが間違っていないか、間違っていればリンク元を割り出して、先方のサイト管理者にメールを送って直してもらったり、といった事をしているんです（そこのwebページ製作してるあなた、そゆことしてますか？）。

しかし、いくらwebページ製作者が努力しても、間違ったリンクでやってきたり、URL入力間違いされる場合もあります。そういう場合、ブラウザの（ブラウザ自体がもっている）「エラーページ」が表示されますが、これは何の解決にもならない内容がほとんどです。webページの製作者は、せっかくの訪問者を逃したくありませんので、エラーの解決がしやすい「独自のエラーページ」を作ってるんですよ（作り方はググっていただくとしまして・・・）。



で、せっかく作った独自の404エラーページがIE(Internet Explorer)で表示されない話です（笑）。

枕が長くなったので結論から書くと、IEでは404エラーファイルのサイズが512バイト以下だと表示されないんです。404エラーのファイルには"404.html"や"404.shtml"といった名前でwebサーバに置きますが、このファイルサイズ（正確にはwebサーバから吐き出されるファイルサイズなので、404.shtmlとかのSSIでは注意が必要）が512バイト以下で、なおかつクライアントのIEが5.01以降で、IEの設定が「HTTPエラーメッセージを簡易表示する」（デフォルト）の場合に、IEオリジナルのエラーページが表示され、せっかく作った独自のエラーページが表示されないのです。

これを知らずに、表示されたり・されなかったりする不具合に出くわして、404エラーファイルを書き換えftpでのアップロード（正確にはputと言うんだそうですね）を繰り返すこと数時間・・・、あ〜疲れた、しかしこうやって人は成長するのだ・・・。

Webサーバのエラーページを変更したい
http://www.monyo.com/technical/windows/43.html

カスタマイズエラーメッセージが表示されなくなった
http://homepage1.nifty.com/yito/namazu/gbook/20021021.2141.html